人身事故の特徴

次に人身事故をみていきましょう。先に述べたように、人身事故は相手を死傷させてしまったケースのことをいいます。よって、人身事故は被害者・加害者ともに肉体的や精神的な疲弊感が半端なくのしかかってきます。もちろん軽傷で済む場合もありますが、ニュースなどでは重傷や死亡につながるケースも報道されています。命は助かっても重度の障害や後遺症が残る場合もあるかもしれません。人身事故は人の生死に関わることなので、物損事故よりも賠償責任が重くなり、金額も高額になってしまいます。それでは人身事故にはどのような責任がかかるのでしょうか。

人身事故を起こしてしまったら、加害者側は3つの責任を負う義務があります。「刑事処分「行政処分」「民事処分」の3つです。刑事処分とは懲役や禁固刑、罰金刑に処されます。行政処分は免停やめ免許取り消しなどが行われます。民事処分は被害者に対する損害補償のことをいいます。また、物損事故と違い、被害者救済による自賠責保険を利用することができ、交通事故の慰謝料請求も可能となります。

特に人身事故を起こすと被害者側へは絶対にお見舞いに行かなければなりません。これは保険会社からも促されるでしょうが、誠心誠意の謝罪をすることはドライバーとしての鉄則といえます。